ただの観光名所ではありません
さて、範囲を絞って白川郷ですが、ただの観光名所ではないことは明らかです。まずなんといってもそこが世界遺産であること。世界遺産の定義から考えてみるとそこには「顕著な普遍的価値」があるのです。そしてそれは「観光名所」ではなく、「人類が共有」するべき世界の文化遺産なのです。
日本は特に文化遺産においては世界でも指折りの物件がそろっていますが、そのなかでも法隆寺、姫路城、古都京都は有名でしょう。実は白川郷・五箇山の合掌造り集落は日本ではその3つに次いで4番目に早く、世界遺産登録がなされたのです。原爆ドームや古都奈良の文化財、日光の社寺に先んじて「人類が共有すべき普遍的な価値がある文化遺産」として世界に認められているのです。そして、その顕著な旗印となるのが「合掌造り」の家ということです。
最近は日本のイメージ画像にまで登場する白川郷・五箇山の合掌造り集落ですが、たしかに素晴らしい歴史文化だと思います。行かれたことがある方ははおわかりだと思いますが、背景の山々を含むその風景はまさに「日本」のすばらしい文化を世界にPRしていていて、とうてい「観光地」と言ったイメージで語られるものではありません。もちろんそれには行政側の努力も多々払われていて、例えば電線を地中に埋設すなどの景観保護対策も行われています。
ただ、すこし残念な点もあります。やはり世界遺産ということで観光客の激増は当然のことですが、中にはマナーの悪い方もいらっしゃり、実際に住んでおられる合掌造り集落の家の戸を勝手に開けたり、生活道路にまで観光客の自家用車が入ってきたり無断駐車が目立ったりと人が多くなることに伴う悪影響が住民生活に及んでいます。それに対し白川村でも大型バスの規制をしいたりしていますが、なかなか改善は難しいようです。わたしたちも訪れることがあったら、マナーを守ってその風景を堪能したいものですね。
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合掌造りをご存知ですか
白川郷がある白川村には小水力発電所があります。
その理由とは白川郷の気候の特色と関係があるのです。
雪の多い地方での悩みの種であるあの作業を考えます。
それは二枚の板でできた屋根ということなのですが。
釘は一本も使いません。すべて結付られるのです。
それなりの手間とお金がかかる「維持管理」について。















